Webエンジニアを目指す方が、いざ技術書を読もうとなった時に一番よく聞かれるのが、「種類が多すぎてどの本を選べばいいのか分からない」というものです。
この記事ではそんなWebエンジニアを目指す方のために読んでおくべき技術書を厳選して紹介します。
どんな技術書を読んでいいのか分からないという方は、まずこの記事に紹介している本を読んでみてください!
なお技術書を購入する際の注意点ですが、特にWebの世界の技術は進化が早いですので、購入する際は中古の古い版ではなく必ず最新版を購入してください。古い版の本だと載っている内容が古く、今の現場では使えない技術となっている可能性が高いためです。
この記事で紹介している技術書は執筆時点での最新版を掲載しているので問題ありません。
読み物系
全エンジニア必読!「リーダブルコード」
元々は英語で書かれているものを日本語に翻訳しているので、少しわかりづらい表現などもありますがまず一度目を通して、実際にコードを書くときにリファレンスのように使うことができます。
この本に書かれている内容は、いいコードを書くときに使えるテクニックなので本を読んでインプットしたことはぜひ実際にコードを書くときに実践してみてください。
プログラミングの基礎「プログラムはなぜ動くのか」
プログラミングをする上でなぜプログラムが動くのか、どこでどのような処理がおこなわれているかを知っておくことは大事なことです。
この本ではプログラミングに関して基礎の基礎、コンピュータの内部動作についてが書かれています。
1度読んだだけではあまりイメージが沸かないかもしれませんが何度か繰り返し読んでいくことで、理解が深まってきますので何周かしてみることをオススメします。
Webエンジニアを目指すなら必読!「Webを支える技術」
Webとは何かから、HTTPやWebサービスの設計についてまでタイトル通り、Webを支える技術について最低限の知識をインプットするのに最適な本となっています。
初学者の方には少し内容が難しいかもしれませんが、Webエンジニアを目指す上では必読といってもいいほどぜひ読んでおいた方がよい一冊です。
より良いプログラマーになるために「達人プログラマー」
初心者から脱却し、より良いプログラマーになるための技法の話やソフトウェア開発の進め方など実践的な話が書かれている昔から読まれている技術書の一つです。
チーム開発を経験していない未経験の方には難しい点もあるので、チーム開発を行うようになってから読むでも遅くはありませんが、読んでおくべき一冊です。
実践系
Webセキュリティの基礎はこの1冊!「安全なWebアプリケーションの作り方 第2版」
Webアプリケーションを作る上でセキュリティに関する知識は必須です。この本ではWebアプリケーションを安全に作るための基礎知識を実際に手を動かしながら学ぶことのできる一冊です。
とてもボリュームのある本ですがこの本でセキュリティ知識を学ぶことができるので、Webエンジニアを目指す人はぜひ読んでおきましょう。
バックエンドエンジニアを目指す方
Linuxの勉強を始めたばかりの人はまずこれから!「新しいLinuxの教科書」

Web系ではLinuxが使われている場合がほとんどですので、特にバックエンドエンジニアを目指す方などはLinuxの知識があった方がよいです。
この本はLinuxのコマンドを手を動かしながら、一通りコマンドを学ぶことができるLinuxを初めて触る方やまだ慣れていない方の最初の一冊に最適な技術書です。
SQLの初心者必読!「ゼロからはじめるデータベース操作」
SQLを学び始める方が必要な知識を学ぶことの一冊です。広く網羅的にSQLの基礎が書かれているためSQLの入門書はこちらの書籍で十分です。
またこの入門書でSQLを書けるようになったら同じ著者の下記の本を読んでみることをオススメします!
達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ
最新のPHPを学ぶならこちら 「独習PHP」
2022年時点で最新のPHP8を学ぶならこの「独習PHP」がオススメです。解説だけではなく練習問題もついておりより実践力が鍛えられることができます。
この書籍もリファレンスとして使用できるため持っておくと長く利用のできる一冊です。
初心者がRubyを学ぶならこの一冊!「プロを目指す人のためのRuby入門」
プロを目指す人のためというタイトル通り、この書籍を順番に進めていけば最終的にプロレベルの理解度まで引き上げてくれます。とはいえ入門書なので初心者に優しく書かれておりRubyを学びたい方の入門書として最適な一冊です。
フロントエンドエンジニアを目指す方
この1冊でJavaScriptがわかる 「JavaScript 第7版」
サイが表紙に描かれているため別名「サイ本」などと呼ばれている一冊です。
JavaScriptに関して網羅的に書かれておりボリュームのある技術書ですが、この本をまず1周できればJavaScriptについての知識はかなり身につきます。
この本も自分がコードを書くときにリファレンス的に使える一冊なので、そういった意味でも持っておくべき技術書です。
現場で役立つ!「CSS設計の教科書」
Web系の仕事を行なっていく上で意外と難しいのがCSSの設計です。実際ベテランのエンジニアでも設計に頭を悩ませていることが多いです。
この技術書はCSSの歴史から壊れにくい設計まで、初心者でもわかりやすく説明されているので、CSSの勉強中の初学者の人にも読んで欲しい一冊です。
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技術書は分厚い本が多く、持ち歩く際に負担になることが多いです。そんな時は電子書籍で読むのをオススメしますが、専用のアプリをインストールしないといけなかったりして意外と面倒です。
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